【開催報告】11/22やちエネ講演会

「気候危機!八千代市から目指す自然エネルギー100%の未来」

◆気候非常事態・ゼロカーボンシティ宣言を‼︎ 八千代から自然エネルギー100%の未来を◆

先週の3連休中日はやちよ自然エネルギー市民協議会(やちエネ)の3周年記念のオンラインイベント「気候危機!八千代市から目指す自然エネルギー100%の未来」開催でした♪

やちエネを中心に八千代の市民団体等が集まって開催。私共やちよ未来エネルギーとしても共催でした。30人ほどの皆さんのご参加、皆様ありがとうございました♪

メインスピーカーとしてやちエネ代表でISEP主席研究員の松原弘直さんから「地域から考える気候危機とゼロカーボンシティへの道」のお話でした。

また、気候非常事態宣言・自治体議員の会の仲間である明石市議の丸谷さんから「兵庫県明石市の気候非常事態宣言と市民協働の取組み」について、

高山からも「八千代市の環境政策 未来への提案」についてお話をさせて頂きました。

*世界のCO2排出量推移。世界では「気候野心同盟」で
 2290の国・都市等が2050年ゼロカーボンを宣言
*日本。気候非常事態宣言43自治体。
 ゼロカーボンシティ表明173自治体。
*世界では379の国や都市が「自然エネルギー100%」
 (RE100)の目標を掲げる。
*日本がゼロカーボンシティ、RE100を目指すには
 「自然エネルギー×省エネルギー」が鍵。
*日本の自然エネルギー比率は19.2%。
*省エネルギー。ZEH(20%削減)、断熱性能向上(35%削減)
 ZEB(50%削減)・・
*2030年再エネ目標。デンマークは100%、ドイツは80%目標。
 日本は24%と低いがもっとできる
*兵庫県明石市の気候非常事態宣言。
 市長、行政、議会、市民の協働によって実現
*市長のリーダーシップで行政に検討を指示
*議会会派(丸谷市議他)から気候非常事態宣言の要請
*市民団体「エコウィング明石」が明石市とパートナーシップ協定
*タウンミーティングで市長と市民で「気候非常事態」の意見交換
*市民からの請願、議会の一般質問、議員発議の決議案。
 全会一致の採択へ多くの学び、気づきを頂く機会となりました。

特に、兵庫県明石市の市民協働の取組みは参考になりました。市民の動きも素晴らしいですが、その市民の声にしっかり向き合っている「市長」「行政」「議会」の姿勢が当然なのですがとても素晴らしい。八千代でも行政と市民団体との協定や、定期的なタウンミーティングなど、「市民と行政のパートナーシップによるまちづくり」が必要だとあらためて実感する時間でした。

やちよ未来エネルギーの高山からは八千代市の環境政策の現状とともに、市議会でも繰返し取上げ提案ている「未来へ続く八千代」への6つの提案についてお話させて頂きました。

①気候非常事態を宣言し、ゼロカーボンシティを 
 環境×経済×防災の八千代の未来ビジョンに
②官民連携・市民協働から八千代版RE100(再エネ100%)の実現を
③ZEB&ゼロエミッション&実質0円。 
 トリプルゼロ市庁舎で一石四鳥作戦
④エコスクール×0円ソーラーで  
 環境×教育×防災に資する持続可能なまちへ
⑤自治体新電力で自然エネルギーを軸に地域で循環するまちづくりを
⑥SDGs未来都市へ!未来へ続く八千代のまちづくり

また、やちよ未来エネルギーを軸に市民発で実践している5つのプロジェクト「市民発電所」「パワーシフト」「ベランダ発電」「エコ教育」「子ども守るプロジェクト」についてもお話をさせて頂きました。

これらの取組みは気候非常事態への対策のみならず、地産地消のエネルギー循環を生み出すことによる地域経済循環を作り出し、人口減少・少子超高齢化が進む未来に向けての地域活性化、まちづくりの切り札に間違いなくなります♪また、エコスクール等の取組みでの太陽光発電などの活用で災害時非常電源の確保が可能となり「災害に強いまちづくり」にもつながり、これら取組みは「SDGsの実現」ひいては「SDGs未来都市」への道にも繋がります。

「気候非常事態」に向きあうことは「未来へつづく八千代」につながります。日本としても菅総理の所信表明で「2050年にゼロカーボン、脱炭素社会の実現を目指す」とされましたし、衆議院、参議院の国会でも「脱炭素を社会の実現に向けて、気候非常事態を宣言する」とされました。八千代市では前議会で「気候非常事態宣言」の決議案に理解を頂けませんでしたが、やちエネさんと共同で請願を届け「ゼロカーボンシティ宣言」を行うことを市長・行政に問いたいと思います。

【活動報告】ソーラーシェアリング市民発電所プロジェクト始動

自然エネルギー×農業振興で未来へ続く八千代へ

先日、やちよ未来エネルギーメンバーでソーラーシェアリング視察を兼ねた検討ミーティングに、千葉エコエネルギーさんの千葉市大木戸のアグリエナジー1号機にお伺いしました。

「ソーラーシェアリング」というのは農地に支柱を立てて上部空間に太陽光発電設備を設置し、農業と発電事業を同時に行う「営農型発電」のこと。自然エネルギーを増やしながら発電事業によって、農業振興にも繋がるため、今「次世代農業」として注目されています。

本市においてもそうですが、現在の農業には相関する大きな課題があります。農家、農業従事者の高齢化や若者の農業離れ等による「担い手の減少」と、それに伴う「耕作放棄地の増加」です。
本市でも農家数・農業従事者ともにここ10年で約20%減少、耕作放棄地は約30%増加、141haが放棄地となっています。東京ドームに換算すると30個分という広大な土地が放棄地になっており、年々増加しているのが現状です。

なぜ担い手が増えないか。
要因はいろいろとあると思いますが、ひとつには収益性の低さがあると思われます。本市における農業産出額は1haあたり年482万円。1haの耕作でも経費等を考えたら1人の人件費が出るかどうか。これでは専業農家になることはなかなか厳しいと思われます。

そこで「ソーラーシェアリング」です。1haの農地で行った場合、初期投資は必要となりますが、年700万円以上の売電収入を見込む事が可能です。本市には「ソーラーシェアリング」を実施している農家さんが1軒だけあるのですが、その農家さんは元々は兼業農家でしたが、「ソーラーシェアリング」によって専業農家になられたそうです。

そんな背景も踏まえて、やちよ未来エネルギーの取組みとして、八千代市でのソーラーシェアリング市民発電所プロジェクトを行いたいと思っています。プロジェクト立上げに向けていろいろな方々とお話を進めていきます。900haにも及ぶ耕作地をもつ本市において、この取組みは間違いなく地産地消の農業振興と共に自然エネルギーを生み出し地域経済循環を創り出す事に繋がります。未来へ続く八千代の実現に向けて1歩をつくるべく取組みたいと思います♪