市民団体「放射能から子どもを守る会やちよ」と連携して、311をきっかけに今なお残る様々な市民の不安を「安心へ変える取組み」として、2015年から年に1回の子ども達の甲状腺検診を開催し、原子力防災講座や安定ヨウ素剤配布会等を続けています。

甲状腺エコー検診

行政の関わりなく、ボランティアの市民、医師、看護師、検査技師などのスタッフで開催。

担当医師先生から『311原発事故と甲状腺がんの現状、課題』、健診についての説明を受けた後に子ども達の甲状腺エコー検診を実施しました。

参加頂いた皆さんやスタッフもあらためて”知る”事ができ、”安心”することが出来たように思います♪

原子力防災講座

防災というと自然災害に目が行きますが、地震大国の日本では再び原発事故、原子力災害が起きる可能性があります。

この講座では映像作家の鎌仲ひとみさんからのお話と、福嶋原発の現状、甲状腺検診、樹木希林さんの311トークなどスペシャル映像を通じて、『原子力防災』について取り上げる講座です。

原子力災害は放射能による影響のみならず、電力需給による停電災害などにも繋がる可能性があり、電力確保の視点でも考えておく必要があります。

安定ヨウ素剤配布会

安定ヨウ素剤とは?

安定ヨウ素剤は放射性ヨウ素による被ばくから甲状腺を守るための薬です。 原発事故で放出された「放射性ヨウ素」が体内に入ると甲状腺に集まって被ばくを起こしてしまいます。 国の原子力災害指針でも、原発5キロ圏内では事前配布、30キロ圏内では自治体が備蓄、緊急時配布とされています。

 いざという原発事故に備えて八千代のご家庭でも備えられるように、専門医師の注意事項説明や指導のもと、ご希望の方に配布いたします。