【活動報告】ＳＤＧｓスカラシップ岩佐賞受賞

◆岩佐教育文化財団「ＳＤＧｓジャパンスカラシップ岩佐賞」を受賞！◆

この度、私たちやちよ未来エネルギーの進めている「コドモミライプロジェクト」が岩佐教育文化財団の「ＳＤＧｓジャパンスカラシップ岩佐賞」の環境部門の１団体に選ばれました♪

なんと応募総数全国５８２件のうちの３５団体・個人の受賞ということで、メンバーみんなで、正直、驚きとともにとっても嬉しすぎるサプライズとなりました✨

◆地産地消の食・自然エネルギーから新たな地域循環を創る◆

東京電力福島第一原発事故のような悲しいできごとが二度と起こらない社会、深刻な気候危機を回避する脱炭素・自然エネルギー社会をつくりたい――。そんな思いから千葉県八千代市で、市民自らの手による自然エネルギーの地産地消を進めるべく、市民の皆さんとともに五つのプロジェクトに取り組んでいます。

「市民発電所プロジェクト」は、街中の使われていない屋根や屋上を借りて、子どもから大人まで少しずつお金を出しあい、工作キットを組み立てるかのように楽しみながら本物の太陽光発電設備を設置するものです。80組の出資者を得て2019年春、幼稚園の屋上に1号機が完成し、2021年秋には戸建て住宅の屋根を生かした2号機ができました。

「エコ教育プロジェクト」では、毎年夏休みに地球温暖化防止＆エコライフ講座やソーラー発電工作、ソーラー発電論文講座などを開いています。５年間でのべ５００人以上の子どもたちと保護者の方々に「楽しみ」ながら「わかりやすく」、持続可能な開発目標（SDGs）の達成に向けた取り組みの必要性を伝えています。

「ベランダ発電プロジェクト」では、ポータブルなソーラーパネルと電源の普及を進め、これまで３５軒に導入しました。これらや電気自動車を活用し、さまざまなイベントにおける使用電源の１００％自然エネルギー化を市民参加型で実現しています。

「子ども守るプロジェクト」としては、甲状腺検診なども実施してきました。また、食と自然エネルギーの地産地消を両方達成すべく農業法人「やちよ未来ファーム」を設立し、自然農法による「食」を推進しています。

今後、地元大学の屋上などで学生市民発電所の設置を進めたり、「新川千本桜エコライトアップ」で遊歩道を照らす手作りエコランタンを市民でつくって配置したりするなどの取り組みを進めていきたいと考えています。

◆ＳＤＧｓジャパンスカラシップ岩佐賞とは◆

目の前にある社会の/課題に地道に取り組む活動、私たちの日常を明るくしてくれる人たちの力に少しでもなれたら――

ＳＤＧｓ達成を目指して地道に努力を続ける個人に助成し、その存在と活動内容を奨励しともに連携の和を広げ、持続可能な社会の実現をはかることを目的に設立されたのが公益財団法人岩佐教育文化財団による「SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞」とのこと。

第４回受賞者が２０２４年３月３１日公表されました。

受賞者一覧
https://sdgs-iwasazaidan.com/award04/

やちよ未来エネルギー　原発事故を機に「地産地消」の自然エネルギーを推進
https://www.asahi.com/sdgs/article/15186023

大変ありがたいことに、３／３１の朝日新聞全国版に掲載いただいたことから、全国からご連絡やお問合せを頂いております。
今回の受賞で取り組みが各地に広がり、社会変革への一歩となるよう願っています。

やちよ未来エネルギーを立上げて５年。全ての皆様に心より感謝を申し上げます

３．１１の原発事故をきっかけに、地域のみんなでつくる自然エネルギー社会の実現を目指して、やちよ未来エネルギーを立ち上げて５年となりました。このような素晴らしい賞を受賞させて頂く事ができたのも、ご関心を頂きお支え頂いた多くの皆様がいたからこそ。全ての皆様に心より感謝を申し上げます。

そして、今回の受賞も励みに、頂いた賞金を次なるプロジェクトへの資金として活用させて頂き、更なるプロジェクトの推進にまい進してまいります。

「地域のみんなで創る自然エネルギー社会を子どもたちの未来へ」

やちよ未来エネルギーでは「市民の輪から自然エネルギー社会、未来への不安が安心に変わる社会を創る」をビジョンに、５つの「コドモミライプロジェクト」を進めています。いずれも１人１人は大きな費用をかけなくても、みんなで「協力」して「自然エネルギー拡大」「温室効果ガス削減」ができるプロジェクトです。

未来を左右するこの１０年

地球温暖化・気候危機の現状に対して、更に率先して希望ある子ども達の未来、地球の未来を創るべく活動を進めていきます。ご関心頂いた方、お問い合わせからお気軽にご連絡ください。

ともに取り組んでいきましょう！