【活動報告】千葉市立千葉高校生が市民発電所を来訪
千葉市立千葉高校の2年生5名が総合的な探究の授業で、
発電や再生可能エネルギーについて調べている中で
やちよ未来エネルギーの取り組みに興味を持ってくださり、
11月5日に市民発電所を来訪&インタビューをしてくれました。
2019年5月に発電稼働をスタートした
やちよ未来市民発電所1号機のある「高津幼稚園」の屋上で、
一面に並ぶ太陽光パネルを見ながら、
「自然エネルギーを創りだす」
「自家使用・売電でお金を創りだす」
「地域の子ども・福祉を応援する」
市民発電所の循環システムのお話しなどをさせていただいた後、
インタビューにお答えしました。
説明にも熱心に耳を傾けてくれて、
下調べもきちんとした上でたくさん質問をいただき、
私たちにとってもとても有意義な時間でした。
下記のようなうれしいお礼のメッセージもいただきました。
「貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
ホームページには書いていない
詳しいことを沢山知ることができて、
とてもためになりました。
また、写真ありがとうございます。
ポスターに載せようと思います。
今日、市民発電所の設営について、
私たちの高校での講演会について、
課外学習について、
今の活動の担当の先生に提案させていただきました。
先生はけっこう乗り気なので、
今の活動が終わって一段落したら、
もしかしたら色々進められるかもしれません。
その時はまたご連絡します。
先日は本当にありがとうございました。
市民発電所がこれから色んな地域に広がっていくことを願っています。」
高校で行ったアンケートでは
「市民発電所は知っていますか?」
▶︎はい 1名
▶︎聞いたことがある 2名/42名中
まだまだ市民発電所が知られていないことがハッキリ分かる結果が出て
まず知名度を上げる!!伝える!!
更にみんなで市民発電所を作る!!
生徒さんと私たちの気持ちがつながりました。
私たちにとっても市民発電所の素晴らしさや初心を改めて思い、
みなさんやまわりと繋がって
広がる可能性を感じる貴重な時間となりました。
ありがとうございました。
最後に素晴らしい質問の一部を抜粋して紹介させていただきます。
Q:市民発電所設置の際にご近所から反対はありませんでしたか?
市民発電所一号機設置については、
幼稚園のご理解があったため反対はなかった。
新川千本桜ecoライトアップについては
当初は本当にできるのか不安や反対の声が多かった。
プロに聞いても無理だという回答だったができると信じて諦めなかった。
電圧降下など問題もあったが工夫して実現した。
Q:自宅に太陽光発電機があり設置して10年くらいです。売電料が徐々に落ちているのですが、市民発電所一号機が落ちていかないのか?付け替えるときを想定して収支を考えているのか?
買取価格は下がってきている。
10年間は固定の場合が多くそれ以降に下がるのでそのためだと思われる。
買取価格と同時に設置費用も下がっている。
10年間で設置費用は1/9になり、
買取価格は1/2しか下がっていない。
むしろ今の方が事業として成り立ちやすい。
Q:市民発電所一号機の売電利益は?
一年間の発電量は5年間ほぼ変わらない
=太陽の日照量はほぼ変わらずお金も安定して生み出せる
なので経済や環境の問題解決にとても可能性のある取り組みと思う。
Q:自然エネルギーを広げるためにどんな計画を立てているか?
想いはある、お金や力があれば早く進められる、
大きな企業は大きな取り組みができるが、
我々ができるのは身近な人に知ってもらうこと、
身近な人と一緒にやること、そこを頑張りたい。